土田生酛
群馬県の利根郡川場村にある土田酒造(誉国光)
全量生酛造りの酒蔵
【土田酒造とは】
昔は誉国光という名で親しまれていた。
土田酒造では、現代的な機械設備で江戸時代の製法を貫き、地元群馬のお米をできるだけ磨かずに醸しています。
造り手である私たち自身が、まず楽しんで造ること。
米のうま味を引き出し、日本酒の多様性や複雑な味わいを楽しんでもらいたい。
私たちは醸造技術や日本酒文化を次世代へと継ぐべく、日々挑戦を続けています。
土田酒造の日本酒は米・米麹・水・菌のみの材料で、その他の添加物を一切使用せず、全量生酛(きもと)造り。
誉国光。
地元群馬のお米をできるだけ磨かずに醸す。
全量生酛造り。
【土田生酛とは】
強健な酸味と旨味、雑味を感じないクリアな後味。
伝統的な製法、生モトづくりを土田酒造流に表現した古くてあたらしい、モダンな味わい。
土田生もとは、土田酒造の中では高精白な精米歩合60%。
(一般的には高精白とは言えませんが)
精米歩合90%、酵母無添加のシン・ツチダとは同じ蔵の同じ生モトづくりだけど、まったく違う性格のお酒です。
シン・ツチダは、濃厚な米の旨味と野生酵母が生み出す複雑性のある味わい。
対して土田生もとは、協会701号酵母で醸した、味わいがありながらも軽いクリアな後味が特徴です。
その味わいは、とことんなまでの食中酒。
自然の乳酸菌が育んだ酸味と旨味、クリアな後味が食事をより一層おいしくしてくれます。
和食、洋食、肉、魚、野菜と食事をえらばず、冷酒~常温~お燗とそれぞれに表情を変え寄り添います。
アルコール度数14%の、クリアな味わいの原酒。力強い麹菌を使い、短い時間で麹を造る独自の麹造りと、発酵技術により、アルコール感を抑えているためです。
テイスティング
白夜が元気で粗々しくもクリアな印象もあり、味が結構ある麹で
酒質が味わい深くなりますよね~
使用種麹も書かれているのが面白い。
和三盆のような細かい甘味。燗冷ましにした時の印象が凄い。
どこまでも綺麗な甘味。とげのない酸味。
開けたてよりも2、3日置いたほうが酒質も落ち着いてきて美味しいです。
ここは、研究醸造と称して、酵母違いなど様々なことをやっているのが面白い酒造所。
日本酒好きな人は非常に面白いんじゃないかな…と。
生もとがしっかりしているからこそ…